こんにちは、ゆきてくです。
今回で、誰トク読書感想文の9回目になります。
今回も学びになったことをランキング形式でまとめています。
それでは、今回の本はこちら。
考えすぎない練習
です。
著者は、ジョセフ・グエンさん。
デジタルマーケティングやブランド戦略のコンサルティングを経て、2020年にOne Satoriを創業。人々を悩みや精神的な苦しみから解放し、人生の神聖な目標にむかって豊かな人生を送るためのコーチングを提供している。3匹の愛猫の世話にいそしむかたわら、執筆や教育、講漬を通して時代を超えた知恵を発信する。アメリカ合衆国フロリダ州オーランド在住。
*引用元 ジョセフ・グエン | ディスカヴァー・トゥエンティワン - discover 21
一時期、うつの初期のような症状っぽくなり、「どうしたものか」と思っていたこともあって、この本を読み始めました。
ところどころ納得でき、参考になる内容があったので、自分を追い込みやすい人や気持ちや考えを溜め込みやすい人たちにはオススメです。
少し気持ちがラクになるんじゃないかな と。
3位 思考が自分を悪くする理由
まず、思考が自分を悪くする理由について、自分の「考たこと」について思考していると、あらゆる苦しみを経験するからと述べていました。
「できないことによる劣等感や自己不信」
「不安」
「怒り」
「罪悪感」
それらをずっと考え出してしまう と。
考えることは悪いことではなく、必要なことですが、現実を見ると、ネガティブな感情が思い浮かび、悪い結果につながってしまうことが多いと述べていました。
「確かに、そうだな〜」
と思ったのですが、人間は、何も考えていないときが一番パフォーマンスが高いので、その観点からも思考し続ける状態は理にかなっていないかもしれないと思いましたね。
2位 思考は生存するための機能である
著者曰く、思考は人間が生存するための機能であり、生き残ることにおいては良いものだが、心理的にも良いものとは限らないと述べていました。
これについては、納得するところがあります。
何かの問題や悩みは、解決するまで考え続けることが正しいと思っていました。
「答えが出るまで考えるしかない」
「それをやり続けるしかない」
よく口にもしていましたね。
でも、ある時、それが自分にとって大きなストレスになっていることに気づきました。
このストレスによって、自分の身体に様々な症状をきたしていたことがあったので、何か問題や悩み、上手くいかないことについて、
「とにかく考え続けるしかない」
と、思考し続けてしまうような人は、気をつけて頂きたいと思います。
”自分の身体にとっては悪いことである”ぐらいに思っていた方がいいかもしれません。
1位 気持ちや感情を無下に扱ってはいけない
これが一番学びになりました。
自分は、気持ちや考えを理屈で押しとどめがちなんですよね。
自分のことに大して不器用で、まだいけると頑張ってしまったり、思うところがあっても、納得するように頑張ってしまいます。
「伝えることは悪いことでないし、大事にした方がいいと思うよ」
「何でも言って、わがままになるのは良くないけどね」
と最近言われ、心掛けるようにしています....。
本のなかで、「”考えすぎかどうか”の判断は気持ちや感情が指標になる」と述べていました。自分の気持ちや感情に対して、もう少し素直になっていたわるようにしたいと思います。
最後に
端からきちっと読む必要はなく、気になったセクションだけ読むスタイルでOKなので、全部読み切る自信がない人にもいける本でした。
しかも、厚さが結構薄いので、読み切るにもパワーがいらないと思います。
この記事が「おもしろかった」とか「なるほど」とか「私も溜め込みやすいんだよね」と思った方は、読者登録と他の記事もよろしくお願いします。