こんにちは、ゆきてくです。
表題の通り、USB2とUSB3の違いについて、わかりやすく話していきます。
今回のiPhone15からUSB-Cが採用され、今まであまり聞き覚えがなかった「USB」という概念が入ってきました。
今回、iPhone15とiPhone15 ProではUSBの規格が違っています。
iPhone15=USB2
iPhone15 Pro=USB3
結論
まず、結論です。
USB2とUSB3の違いは
ケーブルで繋いだときのデータ転送速度
です。
仕組み
まず、どれぐらいデータ転送速度が違うのか?
USB2 1秒あたり最大480Mb(メガビット)
USB3 1秒あたり最大10Gb(ギガビット)
でテータを転送できます。
ざっくり20倍ぐらいデータ転送速度がUSB3は速いです。
1ビットは8バイトになるので、計算すると
USB2 1秒あたり60MB(メガバイト)
USB3 1秒あたり1.2GB(ギガバイト)
の速度でデータ転送が可能です。
具体的に例を挙げると以下の通りになります。
例 iPhoneで撮影した50GBある写真や動画をバックアップする
USB2 約14分で終わる
USB3 約42秒で終わる
注意点
高速でデータを転送するには、送り手のデバイス、ケーブル、受け取り手のデバイス、それぞれが規格に対応している必要があります。
いくらiPhone15ProでUSB3に対応したケーブルを使用したとしても、受け取り手のデバイスがUSB2までしか対応していなかった場合、USB3の転送速度は出ません。
例えるならば、水を強い勢いで太いケーブルを使って送ったとしても、片方のタンクの差し込む口が細かったら、最大速度で水を送れないのと同じ仕組みです。
まとめ
iPhoneにある大容量のデータを、ケーブルを使って転送したい人はUSB3であるiPhone15 Proを選ぶと時間短縮に繋がるためメリットがあります。
とはいえ、たった約13分の違いともいえるので、データ移動を頻繁にすることがなさそうな人はUSB2であるiPhone15でも全然問題ないと思います。
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